![]() | 親と子のアドラー心理学 勇気づけて共に育つ[本/雑誌] / 岩井俊憲/著 価格:1,430円 |

アドラー心理学をご存知ですか?
自己啓発の父として注目される、 19世紀生まれのユダヤ系オーストリア人心理学者、アフレッド・アドラー。
「すべての悩みは人間関係の悩みである」
この思想をもとに、子育てに必要な考え方が書かれた本です。
「尊敬」「共感」「信頼」「勇気」
この4つが、子供と接するときの基本になるとのことです。
子供と接するときに、「尊敬」の念を持って子供と接する。
これは親と子に上下関係はないことを意味します。
子供だからできない・どうせやれないなどと接するのではなく、1人の人間として接する。
そう、友達・同僚と接するときと同様にです。
同様に、「共感」し、「信頼」する。
親がしたいように教育する(押し付ける)のではなく、子供がしたいことを支援するように、子供を「勇気」づけるように接する。
「叱らない」「褒めない」
この文章を読んで、気づかされることは大きかったです。
私も、飴とムチではないですが、子供は叱って、そして褒めて育てるもの・・・そんな常識?ともいえるような考えがありました。
叱る・褒めるというのは、「上から目線」、つまりそこには「上下関係」があるんですよね。
親と子は対等な関係であるというように、子供を尊敬し、共感し、信頼し、勇気づけることで、接し方は変わると書かれています。
叱りそうになったときは、立ち止まって、なぜそれをしようとしたのか考える。
褒めそうになったときは、尊敬の念を持って、感謝の気持ちを伝える。
そう行動していきたいです。
思い出してください。
![]() | 親と子のアドラー心理学 勇気づけて共に育つ[本/雑誌] / 岩井俊憲/著 価格:1,430円 |

なかなか簡単に実践するのは難しいと思います。
だけど、子育てで迷ったとき・不安になったときに、アドラー心理学を思い出し、気持ちに余裕を持って子供と接することができるようになりたいです。