Googleが面白いツール開発しました。
その名も「Chimera Painter」、キメラを描くという意味でしょうか。
このツールを使用することで、ゲームなどに登場する架空のモンスターを、簡単に生み出すことが可能になります。
その仕組みですが、GANという敵対的生成ネットワークを使用して作られた機械学習モデルとなっています。
実際に公開されているツールを使用してみた結果がこちら👇

モンスターの構成要素(目・鼻・翼等)を色分けして描き(左図)、モンスター生成を実行すると、右図のようなモンスターが生成されます。
なかなか迫力ありますね~。
このやり方を見てみると、セマンティックセグメンテーションの逆バージョンのような動きをしていると思われます。
どこかで見たことのあるようなモンスターも生成されました笑

簡単に架空のモンスターを生成できるツール、応用すればもっと他にも使用できる場面は数多くあることでしょう。
まさに人の仕事がAIに取って変わろうとしています。
AIに変わられるのではなく、AIを生み出していく存在になっていきたいと思う、今日この頃です。