普段習慣化されている方、これから筋トレを始められる方、筋トレ間のインターバル時間について考えたことがありますか?
「そんなの適当だよ~」という方もいるのではないでしょうか?
このインターバル、筋トレにおいてはとても重要です。
この記事では、インターバルの意味とその重要性について書いていきます。
この記事はこんな方におすすめ👇
・インターバルの時間は気分で決めている
・最近筋トレしていても筋肉がついていない気がする
・筋トレインターバルを理解しておきたい
筋トレのインターバルとは

まず、筋トレにおけるインターバルとは、セットとセットの間に空ける時間のことです。
例えばスクワットを3セット行う場合、1セットと2セット目の間の時間です。
このインターバルを適切に取ることによって、次のセットのパフォーマンスに大きく影響し、筋トレの効果を上げることができます。
インターバルの効果
次に、インターバルによって得ることのできる効果について詳細を説明します。
インターバルには、大きく分けて「短い時間」のインターバルと、「長い時間」のインターバルの2種類があります。
それぞれ見ていきましょう。
短い時間のインターバルの特徴
まず、短い時間のインターバルの特徴についてです。
メリット:筋トレ時間を短縮できる
最も大きいメリットはこれでしょう。
誰しも時間は有限です。
筋トレが好きで好きでしょうがない方にとっては気にならないかもしれませんが、大抵の方は、できれば短時間で済ませたいと考えることでしょう。
デメリット:疲労が回復しない状態で次のセットを行う

このデメリットはとても重要です。
これを理解せずに、超短時間のインターバルにて筋トレを行っている方は注意をしてください。
なぜデメリットなのか・・・
それは、疲労が回復しない状態で筋トレを行うと、扱うことのできる重量、そして回数が大幅に落ちてしまいます。
重量・回数が落ちてしまうと、筋トレ時の総重量が落ちてしまうため、筋トレとしての効果が少なくなってしまうのです。
また、同時に筋トレのフォームも崩れてきます。フォームが崩れるようでは、しっかりと筋肉に効かせることができなくなるため、パフォーマンスは更に落ちてしまいます。
しかし、どの筋トレ部位でも短時間のインターバルがデメリットとなるかと言うと違います。
筋肉には、疲労が回復しやすい部位としにくい部位があります。
疲労が回復しやすい部位では、短時間のインターバルでも成立してきます。
長い時間のインターバルの特徴
反対に、長い時間のインターバルの特徴です。
メリット:筋トレの総重量(負荷)を上げることができる

一番のメリットはここにあります。
長い時間のインターバルを取ることで、筋肉の疲労がしっかりと回復し、1セット目と同様の重量・回数をこなすことができ、パフォーマンスが上がってきます。
そうすると、筋トレにおける総重量(負荷)が上がります。
また、筋トレフォームもしっかりと維持した状態で行うことができます。
これにより、筋肉をより成長することに繋がっていきます。
おすすめのインターバルとは

上記のインターバルの効果より、おすすめのインターバルについて説明します。
それは、短い時間のインターバルと、長い時間のインターバルのメリット・デメリットを理解し、筋トレ部位に応じたインターバルを取ることです。
つまり、筋肉の疲労の回復する速度に合わせて、インターバル時間を調整することが大事ということです。
一般的に、BIG3と言われるスクワット・ベンチプレス・デッドリフトのような大きい筋肉(疲労回復が遅い筋肉)を使う筋トレでは、長い時間のインターバルを取ります。
長いインターバルとしては、2~3分間取るのがいいでしょう。
対して、腹筋・サイドレイズ等の比較的小さい筋肉(疲労回復が早い筋肉)を使う筋トレでは、短い時間のインターバルを取り、筋トレ時間を効率的に短縮していきましょう。
短いインターバルをしては、1~1分30秒となります。
まとめ

今回は、筋トレのインターバル時間について書いてみました。
筋トレの効果を実感し、継続していくためにも、インターバル時間はとても大切です。
ぜひ念頭に置いて筋トレに取り組んでいってください。