すぐに筋トレをしたいのにお腹が減っている・・・
そんな状態で筋トレをやったところで、100%の力を出し切って筋肉を追い込むことができるのだろうか?
常識的に考えて、空腹時の筋トレは問題があるのではないか?と思うことでしょう。
今回の記事では、そんな空腹時の筋トレについての解決法を書いていきます。
空腹時に筋トレをする問題点
空腹時に筋トレをする問題についてですが、まず効率的な筋トレができないというのが最大のデメリットです。
逆に、食事をしっかり摂り、栄養を筋肉に行き渡らせてから行う筋トレが、最も効率のよい筋トレとなります。
これは、筋繊維を破壊するほどの負荷で筋トレを行った場合、筋肉が回復するために、たんぱく質等の栄養を筋肉が必要としているからです。
そんな食事でエネルギーをチャージした後であれば、筋肉の回復もスムーズにいくことでしょう。
食事の直後の筋トレの注意点
しかし、食事の直後に筋トレをしてもいいのか?と言われるとそうとは言えません。
なぜなら、食後は食べた物を消化していくために、消化器類に血液が大量に流れているからです。
そんな食事の直後に筋トレをしてしまうと、筋肉が力を出そうとし、鍛えている筋肉に血液を流すようになってきます。
その結果、消化不良となってしまう恐れが出てきます。
そのため、食後は食べた物の消化が十分終わる食後2時間後くらいに行うのが良いとされています。
では、「食後2時間も待てない!」「お腹が減っているけどすぐに筋トレがしたい!」というときはどうしたらいいのでしょうか?
その解決策について次の章に書いていきます。
栄養を補給した状態で筋トレをする

答えは、筋肉にエネルギーをチャージさせた状態で筋トレをするのみです。
ということは、消化が早く、エネルギーをチャージできるものを食べればいいということになります。
具体的にはブドウ糖が含まれる食材になります。
ごはん等は多糖類と言われ、ブドウ糖などの単糖類に分解されるまで時間がかかります(2時間程度)。
そのため、最初から単糖類であるブドウ糖を摂取してしまえば、即エネルギーに変換できるということです。
✅筋トレまでの時間が10分程
・ゼリー状の栄養補助食材(inゼリーエネルギー等)
・スポーツドリンク(アクエリアス等)
✅筋トレまでの時間が30分程
・バナナ
・100%フルーツジュース
まとめ
今回は、空腹時の筋トレについて記事を書いてみました。
理想は、タイムスケジュールをしっかり取り、筋トレの2時間前に食事を摂ることです。
しかし、なかなか計画通りにいかないものです。
そんなときは、即エネルギーを補給できる食材を摂り、万全な状態で筋トレをしていきましょう。