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【蚊車】Zero-RCシャーシ組み立てた感想と特徴

先回の記事では、DriftArt製のシャーシ2.6 Classsic Plus Editionの紹介をしました。

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今回、蚊車での別のシャーシを購入したので、こちらの紹介をしていきます。

その名もZERORC製のRW00です。

このシャーシを組み立てて感じたことを大きくまとめると、下記のようになっています。

メリット
 ・アルミパーツが多い
 ・精度が高く、頑丈さがある
 ・ホイールベース調整が無段階で可能
デメリット
 ・使用できるホイールナットが小さいサイズのため、別途工具が必要
 ・フロントナックルのホイール取り付け構造がイマイチ
 ・フロントタイヤのキャンバー角セッティングが難しい

それでは、見ていきましょう!

ZERORC製のRW00とは

パッと見た感じ、印象的なのはその紫色のアルミパーツではないでしょうか?

Facebookのページ

日本では、こちらのサイトで購入可能です。

Curiosity online shop

Zero-RC社「RW00」1/24~1/27サイズRWDドリフトシャーシ(蚊車)中国発祥の日本初上陸の1/24(プラモ…

値段は、先回記事のDriftArt製のシャーシ2.6 Classsic Plus Editionよりも高めとなっていますが、

その金額相応の価値はあると考えています。

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ZERORC製のRW00のメリット

さて、このシャーシのメリットというか特徴ですが、下記の4点かと思います。

  1. アルミパーツが多い
  2. 精度が高く、頑丈さがある
  3. フロントショック構造
  4. ホイールベース調整が無段階で可能
          

アルミパーツが多い

まず、紫色のアルミパーツが特徴的なのは、写真から明らかですが、

このアルミパーツ、実際に手に取ってみると、かなり高精度に作られており、バリ等も全くありません。

塗装もしっかりしているのと、要所に紫色が入っているので、シャーシ全体のデザインも、見ていて惚れ惚れすること間違いなしです。

精度が高く、頑丈さがある

次に、精度の高さです。

①でアルミパーツの精度が高いと書きましたが、それだけじゃないんです。

いたるところに使用されているカーボンプレートも、精度が高いです。

組み立ててみるとわかるんですが、カーボンプレートとアルミパーツは基本ボルトで

固定しますが、位置決めの嵌め合い精度が中間バメ?と思われるくらいしっかりしており、

高い精度で固定されます。

(この点はかなり感動しました。)

樹脂パーツは、やはり精度を出すのが難しいのか、ヤスリがけが必要でしたが、これは他のシャーシでも同様のため、敢えてデメリットではないと考えています。

あとは、カーボンプレートが結構厚めなんですよね。

DriftArt製のシャーシのカーボンプレートと比較して、気持ち1.5倍くらいの厚さがあると感じました。

アルミパーツの多さ・カーボンプレートの精度もあって、かなり剛性の高いシャーシだと思いました。

③フロントショック構造

フロントショック構造も特徴的です。

1/10ラジコンでいうと、SAKURA D5等と同様なショック構造となっています。

あまりこの構造のメリットを理解しきれていませんが、

通常の縦型のフトントショックと比較し、シャーシ幅方向のスペースを必要としないため、

フロントタイヤの切れ角の自由度に有利な構造であると感じました。

ホイールベース調整が無段階で可能

1/24サイズのお気に入りのプラモデルボディを使用したい方には必須条件かと

思いますが、このシャーシもできます。

無段階でのホールベース調整が可能となっています。

やり方も、下図の長穴部分にある4個のボルトによって簡単に調整可能です。

ZERORC製のRW00の “デ” メリット

メリットがあればデメリットもあるのが当然?かはわかりませんが・・・

ここが改修されればほんと完璧では?と感じたので紹介します。

  1. 使用できるホイールナットが小さいサイズのため、別途工具が必要
  2. フロントナックルのホイール取り付け構造がイマイチ
  3. フロントタイヤのキャンバー角セッティングが難しい

①使用できるホイールナットが小さいサイズのため、別途工具が必要

まず、このシャーシですが、Mini-zのRWDシャーシと同様な構造のホイールを必要としています。

AWDタイプの2面幅があるものではなく、回転止めとして切り込みがあるタイプのホイールです。

そのため、ホイール径20mmでよければMini-zのホイールが使用できるのですが・・・

ここは蚊車の最大のメリット、1/24サイズプラモデルのボディを使いたいものです。

そうなると、20mmホイールではタイヤが小さく、デザイン的にイマイチとなってきます。

そこでホイール径22mmのタイプを使用するのですが・・・

このホイールに該当する取り付けナットの外径が小さく、通常のボックスレンチが使用できません・・・。

(Mini-zと共通工具が使えるようにしてほしい!)

フロントナックルのホイール取り付け構造がイマイチ

これも惜しいなという部分です。

フロントナックルへのホイール取り付けですが、ネジ込式のシャフトをナックルに差し込み、

そのシャフトにホイールを挿入した後、ナットを締め付けを行います・・・

よって、ナット締め付けを行うと、フロントナックルに対してどんどんねじ込んでいく形になってしまいます。

そのため、一歩間違えるとフロントナックルのネジがバカになってしまうと感じました。

ここ、簡単に修正できる部分だと思うので、修正をしていただきたい部分ですね・・・。

フロントタイヤのキャンバー角セッティングが難しい

この点は、人によっては結構デメリットになるかと思います。

下図のように、キャンバー角を調整するためのアームが、外六角となっていますが、

DriftArt製のもののように、L字レンチで回転させるだけでは長さを変更することができません。

長さを変更するには、アームを取り外し、手でクルクルと回転させた後に戻して・・・

という作業が必要になります。

この点は、DriftArt製のシャーシは優れていると言えます。

まとめ

今回は、ZERORC製のRW00シャーシについて紹介しました。

蚊車って、本当に精密にできていると感じると共に、このボディは個人的に紫のアルミパーツが

ふんだんに使用されているため、デザイン的にも満足感が高いです。
フロントのセッティング・構造でイマイチな部分もありますが、シャーシそのものの精度・剛性は

かなり高く、フロント部分が改善されれば敵なしのシャーシとなるのではないでしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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